移住ストーリー

東京・大阪から北海道東川町に移住 2拠点生活と菓子店の開業

Hさん 私は東京、妻は大阪の出身で、私は学生時代から自転車の旅でよく北海道を訪れ、雄大な自然にすっかり魅了されて、いつかは住みたい憧れの地になっていました。

妻と結婚後は、夫婦で何度も旅行に来ており、長女が生まれてすぐに札幌に移住。その後10数年間を札幌で過ごしました。

札幌時代は美瑛や富良野が気に入っていましたが、何となく土地情報を見ていて、東川町の分譲地の情報を知りました。調べてみると、東川町は移住者へのサポートもしっかりしていて、近くの小学校も評判がよく、子育て環境も整っていることが分かり、東川町への移住とマイホーム新築を具体的に考えるようになりました。

奥さまは高校生の時から料理教室に通い、料理の腕前は筋金入り。移住前は栄養士として勤務、マイホーム新築と同時に、いつかは持ちたいと思っていた菓子工房を構えました。

奥さま 移住前の数年、体調を崩して仕事が出来ない時期がありました。札幌からの移住&マイホーム新築の話が具体的になった時に、「店舗兼用にしては」と主人が提案してくれたんです。

自宅に工房や店舗があれば、無理のないペースで菓子作りが出来るし、地元の人にも喜んでもらえる。私にとっても理想的な展開でした。

お店の営業日は毎週木曜と土曜の週2回。バターを使わず東川の地下水と道産小麦を使用したミニ・シフォンケーキが定番で、数種類のフレイバーを用意。そのほか日替わりでカヌレなどの焼き菓子や、大福などの和菓子を提供しています。取材中もお客様が絶えず訪れ、人気店になっていました。

北海道・東川町

東川町は北海道第2の都市・旭川にほど近く、大雪山国立公園の一部にまたがり、都市の便利さと雄大な自然の両方を満喫できる町で、旭川空港へは車で10分ほど。移住支援が厚く、人口が増え続けている人気の移住地です。上下水道は無く、大雪山系の豊かな地下水を活用しており、稲作を中心に農業も盛ん。「写真の町」や「家具の町」としても有名で、国際交流も盛んです。

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