お役立ちコラム

[住みたい田舎」に選ばれ続ける北海道沼田町の魅力とは?

宝島社『田舎暮らしの本』2月号が発売され、547の自治体を対象にした「2025年版 第13回 住みたい田舎ベストランキング」が発表されました。北海道の市町村は「人口5,000人未満のまち」の中で沼田町が総合部門で第2位にランクイン。各部門の内訳は以下です。

  • 総合部門 第2位
  • 若者世代・単身者部門 第3位
  • 子育て世代部門 第3位
  • シニア世代部門 第1位

北海道沼田町が住みたい田舎に選ばれる理由とは?

沼田町が住みたい田舎町として選ばれる理由はどんなところにあるのでしょう?今回はその魅力を探ってみたいと思います。

沼田町は北海道第2の都市・旭川から車で60分(近道をすると約45分)の石狩平野の北端に位置し、雨竜川をはじめとする良質な水に恵まれた水田の町です。機動交通にはJRやバス路線も整備されており、自家用車の他にも交通手段が選べる町です。

1 歩いて暮らせるコンパクトで便利な町づくり

北海道沼田町 移住定住情報公式サイト https://www.teiju.com/about/ より

人口は3,000人弱とこじんまりした町で、そのコンパクトさを生かした施策を打ち出しています。JR石狩沼田駅を中心とした半径約500mの範囲内に小・中学校からこども園、病院や介護施設、スーパーマーケットなど生活に必要な施設をまとめる(移設・新設する)という「あるくらす」プロジェクトを行ったことで、徒歩圏内で複数の用事が足せる、非常に利便性の高い暮らしが実現しています。

2 「子育てしやすいまちづくり」の取り組み

「子育て応援日本一の町」を目指し、充実した子育て支援を行っています。

  • 保育園と幼稚園が一体となった「沼田認定こども園」は6カ月から5歳(就学前)までの子どもを無料で預けることができる
  • 小中一貫で学力向上に力を入れている
  • 高校生まで医療費が無料、予防接種や健康診断も奨励金あり
  • 高校生のいる世帯には月額1万円の支給あり
  • 中学校以下の子どもがいる世帯には冬季暖房費の助成や町外通勤手当が用意されている

3 シニアも快活に暮らせる仕組みづくり

「生涯活躍のまち」を掲げ、ボランティアなどシニアが活躍できる活動が盛んです。免許を返納して運転しなくなっても、町営バスやタクシーを使って、コンパクトで便利な町中を散策したり、JRを使って遠くまで足を伸ばすことも可能。こうした環境によって高齢者の方が元気に暮らせる町としても人気です。

3 移住して家を建てると最大で570万円の応援奨励金が出る

家づくりついては特筆すべきポイントが!北海道沼田町に家を建てて住むと最大で5,700,000円(奨励金額を合算した限度額)と、全国的にみてもトップクラスの住宅取得を得ることができます。その他、住まいに関する助成金は以下のような内容がずらり揃っています。

住宅新築助成
住宅購入費助成
リフォーム・リノベーション助成
ヤング世代移住促進家賃助成事業
移住による引越し手当(町内企業での就労が条件)

4 町営の職業紹介サイトなどをはじめ就業支援が充実している

就業支援も手厚く行っている沼田町。「店舗取得や改装などへの助成」を使って新たに飲食店やサロンを開業したり、「新規就農支援」で農業に挑戦するなどさまざまな移住+仕事の形を町がサポートしており、専用サイトなどから相談できる仕組みも整っています。

移住体験「ちょっとぐらし」も

試しに暮らしてみたいという人たちのために移住体験や専用住宅も用意されています。町おこし協力隊の募集もしています。赤毛のアンにでてくるような丘の広がるのどかな町・沼田町。興味のある方は専用サイトで詳細を確認してみてくださいね。

詳しくは沼田町の移住定住情報公式サイト

町営のASHIMOI KANKO高穂スキー場 沼田町公式サイトより

1日券でも1,500円というリーズナブルな価格が嬉しい「ASHIMOI KANKO高穂スキー場」や、蛍が見られる「ほたるの里オートキャンプ場」など、アウトドアやウィンタースポーツが身近にあるのも魅力。

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