
横浜と北海道東川町で2地域居住(デュアルライフ)
神奈川と東川町で二地域居住を実現するという選択肢が浮かんだ頃に夫婦で話し合ったのは「東京オリンピックを東川で見よう」でした。
2020年になれば何かと東京は騒がしい。それまでに二地域居住を実現させようと思っていたところ、東川町役場や不動産会社、そして住宅会社との後押しもあって、二地域居住の計画はどんどん進み、2016年のリオオリンピックも東川で見ることができました。
東川町での暮らしがどんどん楽しくなって、今では神奈川から東川町の自宅に着いた時に「ただいま」と思わず言ってしまうほど東川町、そして東川の我が家にすっかり馴染んでいます。
Y邸は土地の大きさが約70坪です。首都圏なら建売住宅の敷地面積は30坪台が平均だったりしますので倍以上の広さですが、実は東川町民の「常識」からすると70坪は狭いそう。
しかし神奈川で暮らすY夫妻にしてみると、これでも十分広い。町内でも買い物や近所付き合いがしやすい市街地で、土地代も国産車が1台買える程度の値段だったこの土地をあえて選び、家づくりを開始しました。

一階には主暖房の薪ストーブがあります。耐熱用の石材は石屋さんに相談して半端な材料を組み合わせて施工。コストを抑えながら素敵なデザインを実現しました。
右側にある床面から立ち上がる小窓がポイント。冬にはここから雪景色、そして室外照明が映る雪景色を眺めること、そして薪ストーブの炎を眺めるのが優子さんの楽しみです。
北海道・東川町

東川町は北海道第2の都市・旭川にほど近く、大雪山国立公園の一部にまたがり、都市の便利さと雄大な自然の両方を満喫できる町で、旭川空港へは車で10分ほど。移住支援が厚く、人口が増え続けている人気の移住地です。上下水道は無く、大雪山系の豊かな地下水を活用しており、稲作を中心に農業も盛ん。「写真の町」や「家具の町」としても有名で、国際交流も盛んです。