移住ストーリー

ピザとキャンプが楽しめる宿を開業 北海道上士幌町Aさん/cubeチセ

北海道・上士幌町

幻の橋で人気の糠平湖やバルーンフェスティバル(熱気球大会)で有名な北海道・上士幌町は、十勝地方の北部・大雪山国立公園の東山麓にある緑豊かな町。酪農が盛んで日本一広い公共牧場・ナイタイ高原牧場があります。

北海道が大好きで、2021年に上士幌町に移住したAさん夫妻。2022年、キャンプステイのできる宿兼ピッツェリアである「咲色~sairo~」の開業を目指して、一面に広がるトウモロコシ畑と牧草地の中にこの建物を建てました。

十勝でも有数の景観地、ナイタイ高原。A邸はここから車で10分ほどの場所にあります。オーナーご夫妻は関西出身で、家の完成と共にこの地へ移住してきました。

施工は帯広市のcubeチセ。外観はフランスのアルザス地方の村、コルマールの家のイメージです。悩んだ外壁の色は大好きな動物、キツネの色に。敷地内の林の中には1日2組限定のキャンプフィールドが作られ、2022年からの営業に向けて準備がすすめられています。

ご主人 遠くの道路からも綺麗に見えるようにデザインしてもらいました。雰囲気を壊さないよう、電線も地下に埋めています。

訪れた方に「(非日常の)世界に入ってほしい」とコンセントや空調の位置を工夫、生活感を排したLDK。印象的な塗り壁はローラーで色をつけてから拭き取った、ムラのある仕上げです。

奥様のセンスで全体的に「可愛い」スタイルになったという家の中で、ご主人が力を入れたのがキッチンです。

可愛らしさの中に無骨さも加えたデザインに「調理中もテンションが上がります」とご主人。壁面の「見せる収納」も目に鮮やかで、食事をするお客さんにとっても心浮き立つ空間となりました。

移住前は大阪に住んでいたお二人。この場所との出会いについて教えてください。

高校時代の北海道旅行で自然の雄大さに圧倒され、いつかは北海道にとずっと思っていました。転機は上士幌町が行っている移住体験事業への参加。担当者の方がとても親切で、この土地も地元の不動産会社さんが半年かけて探してくれたんです。ここで生きていきたいと心が決まりました。

cubeチセとの出会いや家づくりはどうでしたか?

ご主人 インターネットで探し、デザイン重視・ログハウスなども含め、色々な住宅会社と連絡をとった中で、遠方からの問い合わせでも一番親身になって話を聞いてもらえたのがチセさん。メール越しでも誠実な対応が伝わってきて、信頼できると感じました。

チセさんはヨーロッパの家に詳しく、外観を参考にしたコルマールという町も担当の末守さんが実際に行ったことのある場所と聞いて驚きました。インテリアについては信頼してお任せした部分も多かったですね。遠距離でしたが連絡は密にとっていましたし、一回一回の打ち合わせの内容が充実していたので不安はなかったです。

キャンプスタイルのお宿とピザのお店はどんな場所になりそうですか?

「北海道でキャンプしたい!」という本州の方は多いのですが、テントやシュラフなど大きな荷物を考えるとハードルが高いんです。そんな方も気軽に北海道の自然を満喫できる場所にしたいと考えています。ピザは十勝産、上士幌産の素材を活かしたいです。ここは食材の宝庫で、近所にはチーズ工房もあるんですよ。今は地元の素材探しと試作を重ねています。

どこを見ても「可愛い」と思える家に仕上がってとても満足しています。玄関のアール壁(曲線の壁)などデザイン上の難しい要望も叶えてもらえ、この家に暮らせる幸せを噛みしめています。2022年にお客様をお迎えするのがとても楽しみです。

【2021年10月掲載】

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cubeチセ(キューブチセ)

めざしたのは本当のぬくもり~世界でたったひとつの家

快適な住まいの条件とは何でしょうか? お気に入りのデザイン、間取りも勿論そうですが、基本的な住宅の構造、耐久性、機能性も快適な家造りに欠かせない条件です。cubeチセでは末永く快適に安心して暮らして頂ける家造りに取り組んでいます。 また大好きな家族と過ごす大好きな家で大好きなものに囲まれて暮らしてほしい。そんな思いから私たちは家具や小物までトータルに提案いたします。

住所】帯広市西24条南3丁目67番地4
電話番号】0155-61-0900
公式サイトhttps://co-cube.jp/
【施工エリア】十勝圏