
ナイタースキーでパウダースノーを食らう札幌暮らし

スキーやスノースポーツが好きでニセコエリアや旭川・富良野エリアに移住。もちろん素晴らしいパウダースノーが待っています。
しかし、札幌に拠点を置いてパウダーアイランド・北海道を楽しむ選択もあります。
札幌民・shiraiもその1人です。
札幌市内なら、自宅がどこにあってもクルマで30分以内のスキー場(札幌ばんけいスキー場、札幌藻岩山スキー場、フッズスノーエリア、札幌テイネスキー場、隣町のオーンズ)が5ヵ所もあります。最近の温暖化の影響かシーズン初めは雪が少ないですが、大当たりの日が年に2~3回は必ずあります。
さらに、クルマで1時間圏内に広げると、札幌国際スキー場、キロロスノーエリアという大きなスノーリゾートに行くことができます。

ばんけいスキー場スラロームバーン
ここで紹介したいのは、Powder Snow大当たりの日・思わぬパウダーの日に楽しむ札幌ばんけいスキー場、札幌藻岩山スキー場、スノークルーズ・オーンズといった比較的小さなスキー場です。
この3ヵ所は、札幌(近郊)の立地を生かしたナイタースキーが楽しめます。そして、年に2~3回は朝・昼から雪が降り続く大雪の日があり、これらスキー場はナイターがパウダー天国となるのです。
スキー場は、夜または早朝にピステンと呼ばれる圧雪車でゲレンデ整備を行います。
夜の降雪は、ピステンによって圧雪され、ナチュラルパックの斜面になります。一方、ピステンが入った後に降った雪はそのままゲレンデに降り積もり、パウダー斜面となるのです。
そういう日は雪で道路が渋滞しがちです。営業回りなどではストレスフルな1日なのですが、365分の1の大当たりの日ですから、仕事を定時で上がり、すぐに準備してスキー場に向かいます。
定時が17時なら18時にはスキー場に立っていることができます。この時間だとまだパウダーフリークも少なく、全山パウダー滑り放題です。
★詳しく解説★
札幌ばんけいスキー場の狙い

リフトから見たセンターコース脇。グリーンコースからセンターコースに滑り込む
札幌ばんけいスキー場は、市内から車で15分というメチャメチャ仕事と暮らしに接近したスキー場です。しかも住所は札幌市中央区!
ばんけいでは、斜度30度斜面のスラロームバーンと、オレンジリフト脇、センターコース脇が狙い目。
その日パウダーを狙っているのがボーダーが多いか、スキーヤーは何人いるか(笑)で、どこから滑るかを決めます。
もし、どの斜面も面ツルに近ければ、ボクのルーティーンは、スラロームバーン×2~3回、センターコース脇×3回、オレンジリフト脇の順です。スラロームバーンにファーストトラックを刻むのは、本当にカイカンです。

オレンジリフトから見たオレンジコース脇。ここは昼まで残っている場合もある
それでもパウダーが残っていたら、あとはひたすらセンターコース脇で楽しみます。
センターコースはバリエーションがあり、1つはグリーンコースまで行って尾根筋を滑る、グリーンコースからセンターコース側に滑り込む、センターCコース脇のたまったパウダーをいただく。一番好きなのは、グリーンコースの尾根脇を落としていくコース取りです。
コブをやることもありますが、ばんけいではむしろコブ以外を選びます。

札幌藻岩山スキー場の狙い

うさぎ平がヤバい日!!
藻岩山スキー場は、市内から20分、スキー場下の道路からすぐに住宅が続く、こちらも街中スキー場です。
藻岩山では、コブ斜面の上にパウダーがたまるうさぎ平、クリスタルコース、ファミリーゲレンデでの後ろ向き滑り(スイッチ)や下手くそトリックがおすすめ。
どこを滑るかですが、2024-25年シーズンまでは、クリスタルコースで足慣らししてからうさぎ平×エンドレス(笑)。疲れたらクリスタルコースとファミリーゲレンデ。

うさぎ平は、世界中のパウダーフリークに申し訳ないほど競争率が低いです。ばんけいと違い面ツルを獲得することは難しいですが、深雪の不整地がナイター終了まで続きます。下地のコブに飛ばされたりつぶされたりしながら、最高の時間を過ごしてください。

うさぎ平から望む札幌の街・ネオン
クリスタルコースもゆるめの斜度でいいです。ただ19時ころからスキーレッスンが始まり、コブも含めレッスンスキーヤーによって除雪されてしまいます(笑)。しかーし、コース脇は雪がたまっているので、うさぎ平よりゆるい斜度で心おだやかにツリーランっぽいゲレンデをお楽しみください。
※札幌藻岩山スキー場は2025-26年シーズンからスノーボードが解禁される予定です。また、平日はナイター営業していなかったレストランが夜も営業するようになれば、これまでより競争率が上がると思います。どうなるか注目ですが、うさぎ平はコースが広いので、無限ループはムリでも2~3本のパウダー食いはいけると思います。

2025-26シーズンからスノーボード解禁の予定
スノークルーズ・オーンズの狙い

海が見えるONZEスキー場!とは言え、札幌近郊のスキー場は手稲も札幌国際も海が見える!!
オーンズは小樽市にありますが、札幌市手稲区、石狩市の住民も多く訪れるスキー場で、札幌と小樽を結ぶ国道5号から2分、札樽自動車道から見上げると見えるスキー場です。
じつは、ボク自身の経験としてパウダーオーンズ(ONZE)をいただいたことがありません。札幌のローカルライダーのSNSを見ると、全山パウダーで競争率も低く、ばんけいよりパウダーが厚いように見えます。札幌市手稲区・北区、石狩市、小樽市在住の皆さん、オーンズのパウダーdayの様子を教えてください。

札幌テイネスキー場
札幌オリンピック(1972年)のアルペンスキー会場ともなり、斜度38度の林間コース(北壁コース)でも有名なテイネ。スキー場はオリンピアゾーンとハイランドゾーンに分かれ、それらをゴンドラが結んでいます。
ナイターの営業時間が短いほか、ナイターコースはオリンピアゾーンの中緩斜面しかないので、そこまで楽しくないですが、子ども連れだと白樺平のパウダーでけっこう楽しめます。白樺サンライズコースに雪が溜まっている場合が多いです。

フッズ

小学生時代の息子登場!!
札幌市南区のフッズは、南区住民の御用達スキー場。
いま、ナイター営業をやっていないようです。以前営業していたころは、札幌国際スキー場の帰りにフッズでナイターパウダーをいただくというぜいたくがありました。
ここは雪が降った朝なら、11時くらいまでパウダーが楽しめます。

スキー場リンク集
札幌ばんけい https://www.bankei.co.jp/
札幌藻岩山スキー場 https://sapporo-moiwa.jp/
スノークルーズオーンズ https://onze.jp/
サッポロテイネ https://sapporo-teine.com/snow/
Fu’s(フッズ)スノーエリア https://www.fujino-yagai-sports.jp/winter
Sapporo bankei ski area
Sapporo moiwa ski square
Snow cruise Onze
Sapporo Teine
Fu’s snow area
